個人的にまったく思い入れのないスーパーマンだけど、思ったよりもずっとよいできだったので驚いた。


さすがは「ユージュアル・サスペクツ」のブライアン・シンガーだ。

前作のスーパーマンから5年後という設定には無理があるものの、嫌味が無くうまくまとまったストーリーは良く出来ていると思う。宿敵レックス・ルーサーが何をやっているのかはよくわからないのは問題だと思うが、スーパーマンが町の人々を助けるシーンは一見の価値あり。シンガーが「X-MEN」シリーズで蓄えたCG技術を余す所なく使っている。


上映時間が2時間半以上あり、ただ特撮を楽しむだけには長いので手放しでお勧めとはいかないが、今さらスーパーマン?と思っている方は一度観てみることをオススメする。少なくとも「パイレーツオブカリビアン」や「ゲド戦記」よりはずっといい映画だ。


全身タイツにマントを羽織ったマッチョマンが空を飛ぶ姿がこれほどかっこいいとはおもわなんだ。